どうも、オシャレキャンプを目指すOSRです。
ある日、突然思いました。「次のキャンプでお肉たっぷりの極上ビーフシチューが食べたい!!」
それならルウから手作りするこだわりのビーフシチューを作ってみよう!ということに・・ん?そもそも市販のルウって何でできてるの?
今回は市販のルウを使わない赤ワインだけで作る極上ビーフシチューをご紹介します。本当に赤ワインだけで作れるの?って思いましたが、これが一度やってみると驚きのコクと旨さに感動しました〜。
ビーフシチューの発祥
イギリス発祥の煮込み料理で、明治時代初期から日本の洋食屋さんで作られるようになったそうです。
明治時代にイギリスに留学したあの東郷平八郎が、ヨーロッパで味わったビーフシチューが忘れられず、帰国して部下に作らせたら肉じゃがが誕生したという説も?
当時はバターや赤ワインが入手困難で、醤油や砂糖で代用して作ると肉じゃがができたそうです。
確かに肉じゃがもベースは同じですよね。ということで現代では簡単に手に入るバターと赤ワインで、あえて市販のルウは使わずビーフシチューを作ってみたいと思います。
今回の調理テーマ
なんといっても市販のルウを使わない。そして100%赤ワインだけでビーフシチューを作ること。
★ポイントはコクが出るバターをたっぷりと使い、しっかりと煮込むことです。
用意する調理器具
■カセットコンロ
■ダッチオーブン
キャンプでは男らしく直火!!というのも良いですが、じっくりコトコト煮込むのでコンロが便利。それとシチュー系はほとんど放置なので本当に楽なんですよね。
用意する食材(2~3人前)
■牛バラ or スネ肉400g *今回はステーキ肉で代用
■赤ワイン 400ml程度
■バター40g
■コンソメ小さじ1
■たまねぎ1個
■マッシュルーム *今回はじめじで代用
■にんにく2片
■はちみつ
■人参・じゃがいも(お好みで)
■生クリーム(お好みで)
調理開始

お肉に薄力粉をまぶします。ナイロン袋で混ぜると汚れなくて便利です。
まずはお肉を炒めていきます。
表面がこんがり焼けたら別のお皿にうつします。
お肉の旨味がたっぷり残る油でたまねぎを炒めます。
玉ねぎは塩をかけることで水分がでるので、少し塩をかけてしっかり炒めます。
ここでバター20gを投入して炒めていきます。バターは1カットが10g程度なので、2つ入れました。
よく飴色たまねぎと言われますが、焦げるくらい炒めてください。写真の状態はまだまだです!焦げてもそれが旨味になるので大丈夫です。
お肉を戻してワイン400ml程度をいれます。ワインは400円以下のコスパのいいワインで大丈夫ですよ!
次に塩・コショウをいれます。
そしてコンソメを小さじ1程度いれて煮込んでいきます。このまま30分煮込んでアルコールを飛ばしていきます。
アルコールがとんだらはちみつを大さじ1を目安に入れて、甘みを追加します。ハチミツが焦げつかないように水を25mlほど入れて、ここから20分ほど煮込み続けます。
別のフライパンを使ってバターで炒めたきのこ類(大きめにカットしたマッシュルームがベスト)をいれます。
★バターをしっかりすったきのこ類は後から入れるのが、良いそうです。
最後に残りのバターを全て投入して、さらに20分煮込んでいきます。
もうここまできたら完成したようなものです。あとは残りのワインで始めちゃってください笑。
ビーフシチューが完成したらバケットも焼きましょう。旨味たっぷりのビーフシチュー・・絶対にパンが食べたくなります!
どうでしょうか!?赤ワインが・・ビーフシチューになってる!!
最後にパセリをまぶして完成です!生クリームがあれば見た目もオシャレでまろやかな味に変わります。
バケットを添えて完成です。完全にビーフシチューの味になってます!!
これは冗談抜きで今まで食べたビーフシチューの中で一番うまい!!
今回参考にした動画:リュウジさんのバズレシピ
最近テレビでも話題の料理研究家リュウジさんの至高シリーズ。マジでこの人の紹介するレシピにハズレはないです!!
*今回のレシピはキャンプで作りやすいように少し分量や食材を変更しています。
本格的に再現したい方はリュウジさんの動画をご覧ください!絶対作りたくなりますよ〜!
まとめ
いかがでしょうか。私もビーフシチューが赤ワインだけで作れるとは夢にも思いませんでした。
とにかく旨味のポイントはバターです!今日だけはカロリーを忘れて食を楽しみましょう!
基本は放置でお手軽に作れるビーフシチューですが、今回は要所ごとにハチミツやバターをいれて大事に煮込むことで本当においしくなりました。
市販のルウとは違う絶妙な香りとコクが、キャンプで食べるとよりおいしく感動できます。皆さんにも是非一度食べていただきたいと思います。
それではまた〜。